それでも 歩く どこまでも

Music is my life and my life is music.

2016.3.16.Wed


東日本大震災の特集みたいな番組を見てた。
初めて聞いたような話も
沢山あった。

募金活動とか支援とか
届かない人たちもいたのか。

屋内待機。
それだけ聞いてもあまりピンとこないけど
屋内待機は
「外は危険だから外には出るな」
っていう命令で、
逃げることもできず
危険なところに取り残されてしまう。

そのエリアが危険、ということは
輸送会社はそこには行くな、
と国から言われる。
そうなると、屋内待機と言われたエリアには
物資の調達がされなくなる。
つまり、物資が尽きる。

屋内待機しておけば、安心
と命令を出す方は思ったのか。
それがこんな状態を生むことになった。

ここに取り残された人は
バスでお年寄りや体の不自由な人から順に
別の場所に避難したらしい。


ある家族のお母さんのお話。
食料が尽きる、というのを
経験してしまってから
買い物の時は沢山買ってしまうらしい。
もうあの状況は嫌だから。

「私の中で まだ震災は終わってません」

その言葉がすごく心に残ってる。


今、放射線の影響で人が居なくなった街には
イノシシやキツネが
山や森の中ではなく
民家のある所で
普通に暮らしてる。
夜にならないと出ないイノシシも
真昼間から活動してる。

「この街は 動物に乗っ取られたみたいだ」

インタビューに答えてた人が言ってた。

これからどうなっていくんだろう。
色々考えさせられた。
何かできることはないのかな。